現代の様々なスポーツや競技において、筋力トレーニング・体幹トレーニングは必須条件のように言われている。果たしてそれは正解なのだろうか?
例えばバスケのフリースローを上達したいと思った時に、腕の力が無いからと言って、ベンチプレスや、腕のトレーニングをすることでゴールの確率は高まるだろうか?
サッカーも同等、PKを上達したいとスクワットで脚の筋力アップをはかれば、キックの技術は上がるだろうか?
答えは簡単だ
それだけでは不十分である
スポーツにおける様々な動作には”チカラ”だけでは表現できない目に見えにくい部分があります
それが感覚なのです
その1つが平衡感覚
蹴る・投げる・よける・打つ そんな当たり前の動作の言葉の前にはこんな言葉が付く
「バランスを保ちながら○○」
だからバランスを保つ平衡感覚が欠如していると、○○動作そのものが困難になってしまうのです
そして2つ目に固有感覚
ゴルフのグリーン上であなたは最後の一打を打とうとしている
その距離は、3m
あなたはその為に、立ち幅、角度、クラブのふり幅、角度
様々な 身体の内なる情報に耳を傾けることになる
これが固有感覚です
そして3つ目に触覚
いわゆる腹筋が苦手のタイプに触覚入力不足があげられる
単純に起きられないのは、筋力がないのではなく床を背中で押す感覚が無いのも原因
赤ちゃんが寝返りするのを考えれば明白で、彼らが筋肉や筋力といった概念があるだろうか?
彼らは皮膚にちりばめられた触覚というセンサーを使いながら、”寝返り”を行っているのです
スポーツにおいて
上にあげた、平衡感覚・固有感覚・触覚を上手に繋げ合わせ
身体をコントロール出来ることが
「巧い!センスがある!」
と言ったことになります
ですから単純に筋肉をつければいい!体幹を固めればいい!
とは浅はかな考えなのです
キヅスポでは「得意な感覚をさらに伸ばし、苦手な感覚を磨きます」
あなたのヘタクソ、上手くならないのは、練習方法に問題があるのです
磨けばみんな光る原石
さぁ、君の力はそんなもんじゃない!!